白髪に突き出た腹まで、トム・クルーズがDigger予告で石油王に化けた
トム・クルーズ主演、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督のDigger初予告が公開。環境災害を止めようと奔走する石油王を描き、米国で10月2日公開。
白髪と腹肉に変身したトム・クルーズ、石油王「ディガー・ロックウェル」役
ハリウッドのアクションスター、トム・クルーズが全く異なる姿で帰ってくる。ワーナー・ブラザースが公開した映画『Digger』の初公式予告編において、トム・クルーズはこれまでの鋭いイメージを脱ぎ捨て、白髪に後退した額、そして突き出た腹を持つ人物として登場する。特殊メイクとプロステティクスによって具現化されたその姿は、本作で演じるキャラクター「ディガー・ロックウェル」を表現したものだ。

劇中のディガー・ロックウェルは、世界的な影響力を持つ石油王である。自身が進めた掘削事業が大規模な環境災害を招き、それが核戦争の危機にまで発展する状況下で、彼は災厄を食い止めるために奔走する。映画は権力者の傲慢さと災害の状況をブラックコメディ形式で描き出す。
イニャリトゥ監督の10年来の悲願プロジェクト、9年ぶりの単独主演
本作は、アカデミー監督賞を4度受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督とトム・クルーズの出会いにより、制作段階から注目を集めていた。イニャリトゥ監督は映画『レヴェナント:蘇えりし者』を締めくくっていた時期にアイデアを思いついて以来、約10年間にわたりこのプロジェクトを準備してきた。
トム・クルーズにとって本作は、2017年の『バリー・シール/アメリカをはめた男』以来、9年ぶりとなる非フランチャイズ作品での単独主演作となる。これまで『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン マーヴェリック』といった大型アクション・フランチャイズに注力してきた彼が、どのような新たな演技の歩みを見せるのかに期待が寄せられている。
先週木曜日にロサンゼルスで行われた観客との対話において、トム・クルーズは「私のキャリアにおいて、これほどまでに自分を刺激し、挑戦意欲をかき立てる作品はなかった」と、今回の役どころに対する思いを語った。イニャリトゥ監督も「この映画には、どうしてもトム・クルーズが必要だった」と述べ、俳優への信頼を露わにした。
サンドラ・ウィラーら実力派俳優陣が参戦
映画の重厚感を高めるキャスト陣も豪華だ。『落下の解剖学』で演技力を認められたサンドラ・ウィラーをはじめ、ジェシー・プレマンス、ジョン・グッドマン、リーズ・アメド、ソフィー・ワイルド、エマ・ダシ、マイケル・ストールバグらが名を連ね、物語を牽引する。
イニャリトゥ監督の演出とトム・クルーズの変身が融合した映画『Digger』は、米国現地時間で来る10月2日に劇場公開される。