XLOV、I,Godでさらに鮮明になったジェンダーレスなステージ…ウムティが語った窓
4人組多国籍ボーイグループXLOVが、ミニ2集I,Godとタイトル曲SERVEを通じ、話題性にとどまらないジェンダーレス表現を押し出している。欧州ツアーの完売やハン・ソヒ参加MVも注目を集めた。
XLOVが「ジェンダーレスグループ」という一行の紹介を、単なる話題性として消費させないという意思をあらためて示した。リーダーのウムティは最近のインタビューとショーケースで、チームがこの道を選んだ理由を説明し、セカンドミニアルバム『I,God』の活動を経て、その方向性はいっそうはっきりしたものになっている。

核心にあるのは、華やかなスタイリングそのものではない。XLOVが語るジェンダーレスとは、男らしさと女らしさをあらかじめ分けて見る視線から抜け出し、自分が好きだと思う姿でステージに立つという宣言に近い。
ウムティが取り出した言葉は、「光の入らなかった壁に窓」という表現だった。彼はデビューを前に、ただ芸能人になるだけでは十分ではなかったと語っている。チームとして世の中に差し出す言葉がなければならないという判断が先にあった、という意味だ。
XLOVはウムティ、ルイ、ヒョン、ハルで構成された4人組の多国籍ボーイグループだ。2025年1月7日にデビューし、チーム名は不完全さを意味する「X」と、完成されていない愛を意味する「LOV」を組み合わせた名前だ。
その説明は、ステージ上でより直接的に表れる。スカートとパンツ、濃いメイクアップと力強いダンスラインが一つの画面の中でぶつかり合い、メンバーたちはその衝突を隠そうとしない。XLOVにとってジェンダーレスは、飾りとして添えられる修飾語というより、チームを区別する出発点に近い。
5月27日に公開されたセカンドミニアルバム『I,God』は、この方向性をさらに一歩押し出した作品だ。タイトル曲『SERVE』をはじめ、『法則:THE RULES』『Extancy』『BACK 2 BACK』『HIPS』『Masterpiece』、そして『SERVE』のインストゥルメンタルまで、全7曲が収録された。
ウムティは『SERVE』について、初めてヴォーギングに挑戦した楽曲だと説明した。ヴォーギングは腕と手のライン、ポーズ、視線の処理が重要なダンススタイルであり、XLOVが前面に掲げてきた中性的なイメージとも結びついている。
公式ミュージックビデオでも、このコンセプトは続いている。『SERVE』のMVは公開3週目に再生回数460万回を突破した。メンバーたちは暗い空間と強い照明の間を行き来しながら、自分たちを崇拝の対象として立てるというより、見慣れない存在として登場させている。
俳優のハン・ソヒがミュージックビデオに参加した点も目を引く。ウムティは、ハン・ソヒとの縁が音楽とアートから始まり、その応援が出演につながったと明らかにした。
初期の反応は小さくない。3月の欧州ツアーでは、英国の3000席、フランスの2580席、ルーマニアの4000席規模の公演が完売したと伝えられている。国内の大衆にはまだなじみの薄いチームだが、海外のK-POPファンダムの中では、XLOVの強いイメージとステージ形式が先に動き出した形だ。
これからチームに残された課題は、コンセプトをステージの力へとつなげることだ。「K-POP初のジェンダーレス」という言葉は新人に素早い注目をもたらすが、長く持ちこたえる力は結局、歌とステージから生まれる。ウムティが「話題性として近づきたい気持ちはない」と線を引いた理由も、そこにある。
コンセプトが先に知られたとしても、観客がもう一度探して見たくなる理由は、ボーカル、振付、楽曲の完成度、そしてメンバーそれぞれのキャラクターが一緒に説得力を持った時に生まれる。「ジェンダーレス」という説明を越えて、『SERVE』以降のステージと次の楽曲でXLOVという名前を残していくことが、チームの前に置かれている。