ヨム・ハンリム撮影監督、「それが知りたい」もアイドルも信頼関係が先
SBS A&Tの撮影監督ヨム・ハンリムが、時事教養番組からアイドルステージまで、被写体との信頼関係を重視する撮影哲学を語った。2022年にはSBSスペシャルでグリメ賞新人撮影監督賞を受賞している。
SBS A&T映像制作チームの撮影監督ヨム・ハンリムが、時事教養番組からアイドルステージまでジャンルを横断する撮影現場で、まず見つめるべきものは撮影対象との信頼関係だと明かした。

ヨム監督は、映像の完成度がカメラの性能や技術的な熟練度だけで決まるわけではないと考えている。対象と深い信頼関係を築いてこそ現場の緊張が和らぎ、その結果として最も真実味があり、生き生きとした場面を引き出せるという説明だ。
『それが知りたい』からアイドルステージまで
ヨム監督の仕事の幅は広い。社会的メッセージを伝えるドキュメンタリーや時事番組では、人物の内面と真実を捉えるため、まず対象者の心を開く過程に集中する。とりわけSBSの時事教養番組『それが知りたい』のような現場では、対象との交感が欠かせないとの判断だ。
彼は「『グアル』もアイドルも、まず信頼関係の形成から」と語った。アイドルのパフォーマンスを撮影する際には、アーティストの持つエネルギーを最大限に引き出せる構図と光を探す。しかし、扱うジャンルが変わっても、対象と心を通わせるという原則は変わらないということだ。
2022年グリメ賞新人撮影監督賞を受賞
撮影監督の役割は、被写体を記録することだけで終わらない。ヨム監督は、現場の空気と人物の感情の流れがレンズを通じて視聴者に十分に届くよう、撮影環境を調整してきた。
彼は2022年、SBSスペシャル『脱出ルームプロジェクト、ゴムソンカフェ』でグリメ賞新人撮影監督賞のドキュメンタリー・教養部門を受賞した。また、『それが知りたい』の主要回である『路上の脱獄囚』や『150億ウォン台詐欺事件』などにも参加し、現場の真実を記録してきた。
スターや出演者が画面の前に立つ間、その場面がどのような温度と距離感で視聴者に届くかを決めるのは制作陣の役割だ。ヨム監督の発言は、放送映像が結局、人に向けた信頼から出発するという現場経験を改めて確認させる。