BTSの大規模興行がなかった5月も、韓流観光消費は1.413兆ウォンで過去最高
防弾少年団の大型公演がなかった5月にも、訪韓外国人の韓流関連消費額は1兆4,130億ウォンに達し、3カ月連続で1兆ウォンを上回った。
防弾少年団(BTS)の大規模な興行が行われなかった今年5月にも、外国人観光客による韓流関連消費が過去最高を更新した。5月に韓国を訪れた外国人のグローバル韓流消費額は、1兆4,130億ウォンと集計された。

これは前月の1兆3,287億ウォンから6.3%増えた水準だ。前年同月と比べると73.7%の大幅増となった。韓流消費額はこれで3カ月連続して1兆ウォンを超え、訪韓観光における韓流需要の厚みを示した。
5月の消費額は1兆4,130億ウォン
グローバル韓流消費額は、訪韓客のカード決済履歴のうち、宿泊や交通などの必須経費を除外し、興行鑑賞、ショッピング、文化体験、ファッション、スポーツ観戦など、韓流と直接関連する業種だけを対象に算出した金額だ。
この指標は昨年8月に7,504億ウォン余りまで上がり、上昇基調に入った。その後、11月には9,620億ウォン余りで当時の高水準を記録した。今年2月には6,400億ウォン台へ一時的に鈍化したが、その後は再び増加傾向を見せている。
今回の5月の記録は、3月の防弾少年団による光化門カムバック公演、4月の高陽ワールドツアーといった大型イベントが続き、消費額が急増した流れとは性格が異なる。世界のファンダムを一度に引き寄せる「メガイベント」がない状態で達成された結果である点が、今回の数字の核心だ。
訪韓客1,000万人突破のペースも速まる
韓国を訪れる外国人観光客の規模も拡大している。今年に入って今月第3週末までに韓国を訪れた外国人観光客は、暫定集計基準で1,000万人を超えた。昨年は7月中旬に1,000万人を突破しており、今年はそれより約1カ月早いペースとなる。
先月の訪韓外国人は195万人で、前年同月の163万人から19.4%増加した。国・地域別では、中国人観光客が256万人で最も多く、日本人が160万人、台湾が92万人、香港がそれに続いた。米州からは80万人以上、欧州からは60万人以上が流入し、長距離市場からの訪韓も続いた。
ショッピング39.1%、ビューティー・ウェルネス21.1%
支出内訳では、ショッピングの比重が最も大きかった。5月の韓流消費を業種別に見ると、ショッピングが39.1%、ビューティー・ウェルネスが21.1%、ファッションが14.3%、ライフスタイル・フードが11.9%、韓国料理が10.3%の順だった。免税店、百貨店、アウトレットを含むショッピング分野が中心を占めた。
主要な活動キーワードでは、「興行鑑賞」が約2万6,000件で最も多かった。ファンダム活動を意味する「推し活」は約7,900件、ドラマや映画のロケ地訪問は約5,000件、K-POPダンスの学習は約2,300件と集計された。HYBE、SMエンタテインメント、JYPエンターテインメントなどの大手芸能事務所を直接訪問した事例も約700件に達した。
釜山ウェルカムセンターと公式IPホテルを運営
韓流観光の広がりに合わせ、地域別の特化型空間も運営されている。釜山東区の釜山駅ユーラシアプラットフォームには、「BTS THE CITY アリラン釜山ウェルカムセンター」が設けられた。この施設は外国人観光客に観光案内と荷物の保管・配送サービスを提供している。
センター内には、音楽体験ゾーン、Kビューティーゾーン、フォトイズム、Google Geminiの人工知能体験ブースなどが設置されている。パラダイスホテル釜山は、「BTS ワールドツアー アリラン IN 釜山」コンサートと連携し、公式IPホテルとして運営されている。
ホテル全体には、BTSのIPを活用したテーマ客室のほか、「アリランガーデン」や「オーシャンプールラウンジ」など、ツアーをテーマにした空間が造成された。5月の消費記録は、特定の公演日程がなかった月にも、ショッピング、体験、地域拠点サービスが外国人の訪韓消費を支えた事例として残ることになった。